北海道のニセコへの旅行は人気ですね。
北海道といえば大自然。大自然といえばニセコです。
ニセコは千歳空港や札幌から、2時間半くらいのところにあります。
ニセコと一言でいっても、とても広く、ニセコ連峰は多くの山がつながっていて、そのふもとごとにスキー場があり、リゾート地帯となっています。
特に、グランヒラフ、東山ニセコビレッジ、アンヌプリ、HANAZONOの4つのリゾートは有名で、それぞれにホテルやペンションやレストランなどがあります。
魅了されて移住した外国人が多く、コロナ前には、海外の富裕層が、大勢で旅行に訪れていたので、とても国際的な雰囲気です。
特にグランヒラフエリアは、日本ということを忘れるほど、雰囲気も人も外国さながらです。
冬のニセコは、世界一のパウダースノーと言われ、スキーリゾートとして有名ですが、秋はニセコで何するの?という方のために、秋のニセコ旅行のおすすめスポットを紹介します。
私は足を使うようなきつい運動ができないので、ゆったり行動したい人向けになっています。
遊んだ後は、ニセコ自慢の旬のものをお土産に持ち帰ってもらいたいので、お土産を買いたい人に是非知ってもらいたい人気店も紹介します。
秋のニセコ旅行おすすめスポットは?

ニセコで遊ぶ!といえば、真っ先に思い浮かべるのがラフティングです。
その他にも登山、トラッキング、サイクリング、アスレチック、ゴルフ、テニスなどの遊びがいっぱいできます。
ニセコで食べる!といえば、大自然の中で育った採れたての野菜やフルーツで、味が濃くてとてもみずみずしいです。
他にも牧場で作ったチーズなどの乳製品、豚肉やジンギスカン、海鮮品などの食材が揃っているため、ニセコは北海道のグルメスポットでもあり、おいしい物がたくさんあります。
ニセコは多くの外国人が移住していて、海外の富裕層向けの、豪華ホテルやコンドミニアムがたくさん建っています。
英語の看板と街並みを見ながら、海外旅行気分にひたるのもおすすめです。
川で遊ぶ
ニセコの川といえば尻別川(しりべつがわ)で、フラティングやダッキーに乗って、川下りをするのがおすすめです。
全長5キロメートルほどのコースになっていて、川の激流を下っていくので、迫力とスリルを味わうことができます。
朝と昼の2回、移動を含めて3時間くらいのコースになっていて、料金は5000円前後が一般的です。
専門のお店が何軒もありますし、ホテルが直接運営しているケースもあるので、宿泊施設の場所などを考えながら、どこの店舗に申し込むかを決めるとよいです。
修学旅行生などの団体にも人気なので、お早めに申し込みをすることをおすすめします。
お店に集合し、ウェットスーツと靴を選び、尻別川までバスや車で移動します。
ラフティング体験
雪解けの急流、スリル満点 ニセコで春ラフティングhttps://t.co/9hszh1JoPw pic.twitter.com/qW3ArxL86P
— 北海道新聞 (@doshinweb) April 21, 2019
ラフティングはゴムボートに乗って、川の急流を下るアクティビティで、最大で7名とガイドさんがボートに乗りこみ、協力しながら漕ぎ進めていきます。
ガイドさんが、パドルを使った漕ぎ方や、波が来たときどうするかなどを指導してくれます。
携帯などの小さな荷物は、防水の袋を用意してくれるので持って行く事ができます。
めがねはしっかり固定し、川に落ちた時のためにマスクはできません。
流れが激しい時は、ロープにしっかり捕まって、頭を下げながら、波しぶきの中をどんどん下っていきます。
急流を下る時は、迫力満点で、大自然の中、川のアップダウンと大きな波の中を、ジェットコースターで進んで行くようなスリル感を味わえてとても楽しいです。
川から見る風景は、普段は見られないので、映えスポットでは写真の撮影もできます。
途中でガイドさんが写真を撮るために、お客さんを片側に集めて、あえてボートを一気に傾かせ、川へボッチャン!ということもあります。
川に落ちる体験は、普段では絶対にできないので、この機会に是非落ちたいという方は、志願するとガイドさんに喜ばれると思います。
私はガイドさんにお断りして、落ちてはいませんので、落ちたくない人でも安心して参加できます。
ダッキー体験
【ニセコ尻別川で初めてのダッキー】
ラフティングの次はダッキー!操作方法やコース取りのコツなどを、ガイドがひとつひとつ丁寧に指導します。クイックな操縦性と低い目線は迫力満点。自分でコントロールする楽しさ、充実感たっぷりの体験です。
* 詳しくはこちら→ https://t.co/abw5NjN8BQ pic.twitter.com/ZNWul6rOtu— 北海道宝島旅行社 (@hokkaido_t) March 28, 2019
ダッキーは空気でふくらませるエアー式カヌーです。
小さなラフティングボートのような小型の船で、一人用と二人用があり、1本のパドルを使って漕ぎ進めて行きます。
ガイドさんは近くで見ていますが、一緒には乗りません。
ラフティングと同様のコースを行くので、迫力とスリルがあり、さらに、ガイドさんがいないという緊張感を味わうことができて楽しいです。
小さくて不安定な船なので、どこに向かうかわからないところや、アップダウンの場所では転覆することもあり、それがまたドキドキして面白いところでもあります。
私もラフティングから途中で乗り換えて、緊張しながら一人用ダッキーでだいぶ進みました。転覆はしていないのに、なぜかお尻がびっしょりになっていました。
ラフティング・ダッキー体験者の感想
山で遊ぶ
登山は有名ですが、もっと気軽に、ゆっくり景色を眺め、鳥の声を聞きながら歩きたいという方はトレッキングがおすすめです。
ニセコには、羊蹄山の火山活動でできた、美しい沼がたくさんあります。
アップダウンが少ないコースを選べば、ゆっくり歩くことができるので、子供や年配の方にも楽しめます。
2-3時間くらいのコースで、ガイドさんに説明を受けながら、ゆっくり進んで行きます。料金は5000円前後です。
初心者向けのコースを紹介します。
パワースポットの神仙沼コース
♫【ニセコ(Niseko)・神仙沼(Shinsen Numa)-05 [Hokkaido・Japan]】♫ pic.twitter.com/xCNHxnKv7z
— mako671178 (@mako671178) May 21, 2021
駐車場から湿原の中を歩いて行くと、25-30分くらいのところに神仙沼があり、まさに神や仙人が住んでいそうな神々しい雰囲気の場所です。
秋には紅葉で色づいた木々の景色が沼に写し出され、本当に美しく、静けさの中に佇むと、それだけで何かが降り注ぐような感じでパワーをもらえました。
アップダウンが少なく、遊歩道が整備されているので、初心者にもおすすめです。
神仙沼を見た後の帰り道は、ゆっくりと湿原や花を見ながら散歩するのも楽しいです。
大自然を感じる半月湖コース
秋の北海道🍁
過去撮影その2「半月湖(ニセコ)」#紅葉#ファインダー越しの私の世界 pic.twitter.com/iREMSxiaEL— ふうらい (@hk_silver) October 9, 2017
羊蹄山の火山活動によってできた火口に、水がたまってできた湖が半月湖で、羊蹄山の登山口にあり、駐車場からは20分くらいで到着できます。
途中は、背の高い草木が生い茂り、ほぼ手が加わっていない原生林に囲まれた道を歩いて行くので、ほんとに大丈夫かな・・・と不安になった頃、湖が見えた時にはとても感激しました。
秋は、湖の水面に木々の赤や黄色が映りこみ、湖いっぱいが紅葉となりとても美しいです。
トレッキング参加者の感想
リゾートで遊ぶ
ニセコと周辺の町は、外国人が人口の12%を占めている事もあり、ヒラフ十字街からヒラフ坂につながる道は、ここは日本?と目を疑うような街並みです。
英語の看板や広告、ヨーロッパ風のホテル、ゴージャスなコンドミニアムが建ち並び、外国人が行き交い、お客さんも店員さんも外国人です。
何カ国語も飛び交い、北海道の田舎のニセコが、スイスかイタリアのスキーリゾート地のように感じます。
外国人が、外国人の富裕層のために作った、外国人のためのリゾートです。
ニセコは海外の富裕層が訪れるため、リッツカールトン、パークハイアット、ヒルトンなど、世界的にも有名のホテルがたくさん建っています。
高級別荘地や高級コンドミニアムのエリアを見て回るのも、夢の世界のようで楽しいです。
おすすめのカフェと高級ホテルをご紹介します。
カフェ・レストランJojo’s
倶知安 JoJo’sカフェレストラン
目には後方羊蹄山、耳にはエゾハルゼミ、手舌鼻にはジューシーなハンバーガー 夏のニセコを五感で味わえる pic.twitter.com/RNRdS4OJuA— あかそと (@tocintosh) June 16, 2020
山小屋風のスポーツの複合施設NAC (Niseko Adventure Centre)の2階にあります。
ロッジ風の建物は、もちろん海外気分を醸しだし、ヒラフの街並みに溶け込んでいます。
海外サイズのボリューム満点のハンバーガーは、パンはふわふわ、チーズはとろとろ、ハンバーグはしっかりした肉感なのにジューシーで、とってもおいしいです。
窓から羊蹄山を眺めながら、アルプスに来ているつもりで、BIGサイズのバーガーを食べるのがおすすめです。
店舗情報
虻田郡倶知安町山田179-53 NAC CENTRE 2F 0136-23-2220
パークハイアット ニセコ HANAZONO
何の建物もない田舎道を進んで行くと、突如ガラス張りでピカピカと輝く建物が登場し、こんな何もないところに何?と驚きます。
それがパークハイアット ニセコ HANAZONOです。
景色にマッチしない洗練された建物に圧倒されます。
ホテル内には、ミシュラン三つ星のレストランが入っています。
いつか泊まってみたいと夢を見ながら、ドライブするのもおすすめです。
店舗情報
虻田郡倶知安町岩尾別328−47 0136-27-1234
夏のニセコ旅行でお土産に人気のお店もご紹介

ニセコのお土産はなんといっても、地元の野菜やチーズやヨーグルトを中心とした乳製品がおすすめです。
旬の野菜を使ったパンやピザ、作りたての乳製品を使ったお菓子が人気です。
お土産にも自宅にもおすすめの、お土産を買いたい人必見!の人気店を紹介します。
デルソーレ(Del Sole)
ニセコはピザの街!ということで人気のある山上のデルソーレというピザ屋さんへ。テイクアウトしてニセコアンヌプリを見ながら頂きます pic.twitter.com/rIb6tPfsLs
— 曇烏 (社畜 in キャンピングカー) (@NiEB8z7C2KKTZvP) July 21, 2021
アンヌプリスキー場の入り口にあるピザの専門店で、緑の壁の三角屋根のかわいいお店です。
地元の野菜をふんだんに使ったピザは絶品で、私の一番のおすすめは水牛のモッツァレラを使った、お店と同じ名前の「デルソーレ」です。
ここを目的にして、またニセコを訪れたい、友達にも食べさせてあげたいと思うほどおいしかったです。
外国人のお客さんに混じって、食事をするのもいいですが、テイクアウトもできるので、お土産にもおすすめです。
店舗情報
虻田郡ニセコ町ニセコ 483-1 ポテト共和国内 0136-58-3535
ニセコミルク工房 高橋牧場
🍴ニセコ高橋牧場 ミルク工房
建物を見た瞬間に
可愛い!!かわ!!!いい!!!
と叫んだ( ఠ_ఠ )
携帯カメラのクオリティじゃ伝えられんけど赤い建物…たまらん…
そしてツーリング行程にしっかりスイーツを組み込むあたりまーしー憎い男だぜ……
(めちゃくちゃ美味しかった) pic.twitter.com/nKJVjmP4Lz— みなぞ@396 (@373Vista) September 20, 2019
乳製品のお土産を買うなら絶対にここです。
工房もあり、ガラス越しに作る過程を見学できます。
ソフトクリームや、ヨーグルト、チーズケーキ、シュークリームなどは濃厚な味わいで、しかも出来たてをその場で食べられるのも楽しいです。
お土産には「ミルクーヘン」というバームクーヘンが絶品で、友達からも何度もいただいたことがありますが、私もついつい同じ物を購入してしまいます。
店舗情報
虻田郡ニセコ町曽我888-1 0136-44-3734
道の駅「ニセコビュープラザ」
道の駅ニセコビュープラザに到着!
ニセコといえばスキー場のイメージですが、夏に来るときれいな高原という感じで楽しいです。敷地もそこそこ広い上に出店も多く、売店ではお土産をメインにしている観光客向けの道の駅のように感じました!北海道エリア達成率:52/126 pic.twitter.com/npjfDhbblx
— 鶴亀@バイクで日本一周道の駅巡り (@ct_stamprally) June 1, 2021
ニセコでおすすめのお土産屋さんといえば、道の駅「ニセコビュープラザ」です。
地元で朝取れた野菜がたくさん並んでいて、とにかく驚くほど安いので、ニセコに来たら、1週間分の野菜を大量買いしています。
○○さん家のブロッコリー、○○さん家のとうもろこしなど、生産者の名前をつけて売っているのも安心です。
味が濃くて甘くて新鮮で、地方発送もしてくれます。
地元のお菓子や、工芸品などもあるので、お土産探しには最適です。
店舗情報
虻田郡ニセコ町字元町77-10 0136-43-2051
まとめ

冬のニセコはスキーやスノーボードで有名ですが、秋のニセコで何するの?と思う方のために、秋のニセコ旅行のおすすめスポットを紹介しました。
お土産には、ニセコの旬を持ち帰ってもらいたいので、お土産におすすめの人気店も紹介しました。
まだまだ紹介しきれないアウトドアの遊びがたくさんありますので、好きな事を探して思いっきり体験して下さい。
大自然の中でアクティブに遊び、海外旅行気分を味わいながら、地元の料理を堪能する。
そんなニセコの秋旅行を是非楽しんでください。

