今や世界的スーパースターとなった韓国のアイドルクループのBTS。
BTSが世界的なアイドルになったのは、圧倒的なダンスの実力と、歌唱力を兼ね備えたパフォーマンス力です。
私がはじめてBTSを見たときに、ひときわ目を引いたのはジミンのダンスです。
ダンスはそれほど詳しくない私ですが、「何この人?」とパフォーマンスに圧倒されて釘付けになってしまいました。
BTSメンバーのジミン(JIMIN)について、ダンスの実力はどうなの?どのくらいうまいの?どんな評価をされているの?と、私と同じように気になる方が多いと思います。
曲のあちこちに、韓国の舞踊のような、バレエのような動きやしぐさがダンスに入り込んでいるのも魅力の一つです。
BTSジミンのダンスの実力はうまいの?舞踏やバレエを思わせるようなダンスを動画付きで紹介します。
ジミンのダンスの魅力を知ると、元気をもらえて、心が癒やされ、幸せな気持ちになれますよ。
目次
BTSジミンのダンスの実力はうまい?
#MUSICDAY
そして今日は #RM DAY#Dynamite パフォーマンスいかがでしたか?#BTS はすごーく楽しかったです♪ pic.twitter.com/wZpLhWlHOL— BTS JAPAN OFFICIAL (@BTS_jp_official) September 12, 2020
全員が実力者のBTSの中でも、特に3J(JIMIN J-HOPE JUNG KOOK)の3人は特にダンスのうまい3人です。
その中でも人の心を魅了してしまう、ジミンのダンスの魅力はなんでしょう?
曲の中に、全神経を集中させて魂をこめて踊っているのが伝わります。
静+動+アクロバット的な技術+芸術力+アイドルの顔、この5つを兼ね備えた完璧なジミンのダンスの魅力について紹介します。
静のダンス
床から空中まで、身体の芯から指先までを使って”美しさ”、Black swanの「舞踏家は二度死ぬ。 最初の死はダンサーがダンスをやめる時だ。 そしてこの死はもっと辛い。」という言葉の様に死ぬ事への抗いを表してる様で、ジミンちゃんの表現する世界へ引き込まれるようなパフォーマンスだったな…… pic.twitter.com/QO5uz7A4bX
— 香 (@chimm_88) December 5, 2020
基本の立ち姿から美しいです。足先から頭の上まで、そして肘の動き、指先まで、すべてが美しくしなやかです。
ダンスの時の流れるような全身の動き、止まったときのポーズがとても美しいです。
首の動かし方や傾け方が目を引き、しなやかな曲のジャンプでは、滞空時間がとても長く、空中の姿勢も綺麗です。
胸の張り方もしなやかで優雅で、曲の1音1音に反応し、スピードを調整しています。
髪の毛の揺れ方にまで注意力が注がれているような気がします。
うつむき視線、遠くを見つめる視線、カメラを見つめる視線がセクシーで、ぞっとします。
体の線をすべて使って曲を表現しています。
特にBlack Swanでは、本当に体に羽根が生えているように見えて、美しすぎて鳥肌がたつほどです。
動のダンス
羽生くんがドリームオンアイスで踊ってたdynamite…まさかの音なしで踊ったものだったとはw 脚上げるねーーww
羽生くんが推し?のジミン氏のダイナマイトダンスがこちらです。
いやーTVerで見たけどいい番組だったねぇ、こりゃあ 新プロがTOSHlさんだとは…すばらしい pic.twitter.com/3tspv6Nty6— e m i (@emi_hmwr) July 24, 2021
ダンスの基本は体幹の強さだと思っています。
ジミンは相当鍛えていると思われ、細マッチョです。
太ももの大腿四頭筋とお尻の大臀筋が強靱で半端ないレベルなのだと想像します。
筋力が強いので、激しいダンスでも、ぶれることなく美しい姿勢をキープしていて安定感が抜群です。
目を引くのは、ダンスの時の腰の重心の低さと膝の曲げ方の低さで、メンバーと並んでいても、1人だけ腰や膝が低い位置にあります。
普通の人が簡単にはとれないような姿勢で軽々踊ることができます。
激しいダンスの中で、開脚のポーズをすることもあり、体操の床の選手よりも早技のスピードにもかかわらず、一瞬でもとの体制に戻ることができます。
反り返りのダンスも圧巻で、リンボーダンスをかなり低い位置まで通り抜けれるくらいです。
股関節の可動域をひろげる訓練をしているのか、激しいダンスがより美しく見えます
1音1音の足の床の踏み方が強く、そこに首の振りも付いてくるので、動の動きが加速していきます。
どんなに激しいダンスでも、指先までピーンと、延ばすところは延ばす、縮めるところは縮めてどこも気を抜いていないところが本当にすごいです。
肩と胸を使って踊り、力強さやリズムを強く表現し、軸がぶれないので、高速2回転ターンも普通に入れ込んでいます。
アクロバット的ダンス
普通の人が簡単にはできない技を曲の中に簡単に取り入れているのに、何事もなかったように歌い続ける実力がすごいです。
足あげの高さや、人を超えてしまう手なし側転のようなマーシャルアーツ、ジャンプの高さ、スピンの正確さなど、アクションスターや体操選手も超えるくらいの運動神経です。
芸術的ダンス
ON:Eのジミンちゃんブラスワ
身体がかたまって
涙があふれてきた頭のてっぺんからつま先まで
ジミンちゃんの想いが見てとれて
脱力する時まで美しい舞踏家でもバレエダンサーでもアイドルでもなく
職業:BTSのJIMIN
唯一無二のお方
そんなことを想いました@BTS_twt
— ✍︎︎ (@nanamjooning) October 29, 2020
普段の立ち姿でも、足先を大きく開くバレエの1番の立ち方をしていたり、ダンスの中でもかかとをL字に立ててミッキーマウスのような足首の動作が習慣化されています。
しなやかな動きがあいまって、中性的なイメージです。
曲の中に入り込み、曲と一体化したダンスとなります。
他の誰にもない独特な世界観を作りだし、輝きとオーラを放ち、その中央にジミンがいるように感じます。
どのタイミングでも、どの方向でも、どこで止めてもすべてが完璧で、見られるダンスを意識しています。
すべてのポーズが美しく、体の隅々まで神経が行き届き、移動の際の走り方でさえ、神々しく見えます。
全身を使い、空間の事まで計算されような滑らかな舞踏で、流動性や脚線美、しなやかさ、美しさで曲のストーリーを体で表現します。
首の動きやなめらかな体重移動、すごい技術を簡単にこなしてしまいます。
ダンスの専門家は、少し見ただけで舞踏の世界を感じるそうで、床を使ったダンスは舞踏やモダンバレエの特徴で、さらに輝きを放っています。
ダンスというよりは「妖艶な舞」のクオリティの高さは圧巻です。
アイドル的ダンス
このダイナマイトほんとにググとジミンの笑顔がダイナマイト可愛いいいいい!!!
#Dynamite pic.twitter.com/4pqOks0vHV
— ありんこ (@usuiocyagasuki) June 5, 2021
アイドルの目線、相手にキュンとさせる視線、目の閉じ方、顔の向け方、胸の反り方、髪のかきあげ、あざとい笑顔、すべてがファンをとりこにしてしまう魅力があります。
それをダンスの中に取り入れてしまうところは天才としか言いようがありません。
肩をすぼめたり、首をかしげたり、見られ方を知っていて、応援したくなる、愛される素質を持っています。
ダンスの遅取りの演出、ステップに強めのアクセントを入れたり、強靱な筋力を見せつけてきたり、かわいく優雅にしたりと、いろいろなギャップに虜になるファンがたくさんいます。
少年のような笑顔をしていると思ったら、激しくセクシーなダンスをしたり、時にはバレリーナのような美しくしなやかなダンスをしたり、アイドルのプロです。
誰もできないような究極なダンスを、簡単そうに見せるので、非現実的な世界へと導かれてしまうようです。
芸術性と感受性を兼ね備えた 芸術するアイドルとも言われています
笑顔と表情豊かなおしゃれなダンスで、幸せを届けてくれる気がしています。
ダンスのバレエや舞踊を動画付きで紹介
いつからこんなふうに、すごいダンスができるようになったのでしょうか?
生い立ち
ジミンは1995年10月13日生まれで現在26歳で、韓国の釜山で生まれました。
2歳年下の弟がいます。
現在174㎝ 58キロで、BTSの中では一番身長が低いです。
ポッピンの習得
中学2年生の頃はポッピンを習っていて、ダンスバトル大会で優勝しています。
ポッピンダンスは筋肉を弾いて踊るという意味で、ヒットやウェーブなどの動きが特徴で、パントマイムやロボットダンスの進化形のようなダンスです。
現代舞踏の習得
日本でも現在公開中の映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」でデス・ディーラーを演じた俳優、スタント・パフォーマー、プロデューサーのアンディ・リーが、BTSの推しはジミンだと明かしました。
中国でマーシャルアーツを学んだジミンのダンスが彼の目を惹きつけたようです#JIMIN #지민 pic.twitter.com/mV58kOKGSO
— パクジミンJP応援団_JIMTOBER (@PARKJIMINJAPAN) September 27, 2021
釜山芸術高等学校 現代舞踏科に首席で入学しました。
そこで現代舞踏を専攻し、在学中にコンテンポラリーダンスとモダンバレエを習いました。
また中国へ短期留学し、そこでマーシャルアーツを学びました。
マーシャルアーツとは、体操の床運動よりも激しい、バック転、手を使わない側転などを軽々しく行うアクロバットのようなダンスです。
高校2年の16歳の時に、現在の事務所である BIG HIT エンターティメントの釜山公開オーディションを通過して練習生になりました。
高校の先生からは才能がもったいないとアイドルになる事に反対されましたが、ソウルの高校へ転校しました。
現代舞踏やモダンバレエを行っていたのは2年足らずですが、その時の基礎がしっかり習得されています。
マーシャルアーツを含め、現在のジミンのダンスには欠かすことのできない濃厚な日々だった事がわかります。
BTSダンスの習得
PARK JIMIN pic.twitter.com/v5H4n67GaP
— jimin pics (@parkjiminpics) September 17, 2020
ソウルの韓国芸術高等学校 舞踏科に転校し、事務所では練習生として訓練に励みました。
どんなに現代舞踊の基礎ができていても、BTSのダンスとはコンセプトが違うため、何度もクビになりそうになりました。
他のメンバーは準備期間が2-3年でしたが、ジミンは入所が遅かったので、デビューまで1年足らずでした。
毎日4時に寝て、6時半に起きるという、睡眠時間をけずって練習を重ね、ついにBTSメンバーを手に入れました。
2013年6月13日に18歳でデビューとなりました。
現在のダンス
ジミンちゃんのダンス一生見てられる。この時のON好き。 pic.twitter.com/9rJxhglazd
— tsukasa (@jiminholic__) May 2, 2020
今から思えば信じられないような話ですが、BTSダンスとのコンセプトの違いを打破し、融合しただけではなく、さらに自分の得意な事はしっかり残し、今やダンスの天才と言われるようになりました。
ストリート系、ヒップホップ系から現代舞踏、バレエに至るまで、何でもできてしまうのは才能と努力の賜です。
挑戦したダンス
3Jって何⁉️
さすがです✨✨
元々カッコイイButterがさらにクールに❗
このダンス最強#BTS #Butter #JHOPE #JIMIN #JUNGKOOK pic.twitter.com/vENudauY1y— naomi@86friends (@naomi86friends1) October 11, 2021
最近3Jがミーガンのラップパートでオリジナルダンスを披露しました。
このダンスは新たな挑戦で、今までにないジミンの魅了を見ることができます。
このダンスの撮影は、最初は難しくて納得できず、何度もモニターを見ては繰り返し練習し踊り続けていました。
さらに別日にもやり直し、再撮影したこのダンスは、世界中のARMYの度肝を抜いた作品となっています。
見るべきおすすめのダンス
静と動をハッキリさせキレのあるダンスをするホソクさん、しなやかで優美な動きのジミン、そして振り付けの範疇に抑えつつも独創性と付加してるキムテヒョン。
文字通り、踊り方が三者三様で非常に好き。 pic.twitter.com/yEJpSH5ilA— 無 呼 吸 (@v____ope) September 27, 2021
『I NEED U』、『Black Swan』、『Blood Sweat & Tears』、『Dynamite』、『ON』、『fake LOVE』、『IDOL』どが特におすすめです。
パワフルさ全開の激しいダンスや、舞踏やバレエ的なしなやかさに包まれたダンスなど、ジミンのこれまでの経験がたくさんつまったダンスを見ることができます。
まとめ
やばいやばい
ジミンやばいって
ずっと舞踏やってきたからこういう振りなのかな
感動した pic.twitter.com/zTAJ5gbRu7— い て こ ん (@rajimorara_) November 30, 2019
この記事ではBTSジミンのダンスの実力はうまいの?について、バレエや舞踊を動画付きで紹介してきました。
ジミンのダンスは「静+動+アクロバット+芸術+アイドル」の5つの要素がすべてが含まれた完璧なダンスだといえます。
容姿の美しさに加え、ダンスの技術力の高さ、表現力の高さはアイドルのプロ、芸術アイドルの名にふさわしいです。
時にはしなやかに、時には激しく、時にはセクシーに見せるBTSジミンのダンスの実力は、うまいに決まってますね。
そしてそれは才能+とんでもない努力により手に入れたものであることが、心を魅了する理由でもあります。
是非そんな背景を思い出しながら、BTSのジミンのダンスを見て、幸せな気持ちになってもらえたら嬉しいです。