大雪山連邦は日本で最初に紅葉を迎えます。
10月の初旬~中旬にかけてが一番綺麗な時期です。
大雪山連邦には各方面にたくさんの山が連なっていますが、ロープウェイがある山は旭岳と黒岳で、観光気分で山に上ることができます。
同じ大雪山連邦ですが、方向も違い、距離も離れているので、同時には行けないので、どちらの山にするか選択が必要です。
ところでロープウェイの値段って結構高いのはご存知ですか?
少しでも割引があればと期待してインターネットで探すと、割引券がコンビニにある、ローソンなどの情報が記載されています。
どうにかして割引券をゲットしようと試みましたが、旭岳ロープウェイの割引券はコンビニには存在しないのか、探し方が悪いのか、見つけられませんでした。
旭岳ロープウェイの割引券はコンビニに存在するのか、どこで入手できるのかを調べてみました。
旭岳ロープウェイと黒岳ロープウェイの料金を比較したので、どちらに行こうか悩んでいる方の参考になるとうれしいです。
目次
旭岳ロープウェイの割引券はコンビニには存在しない?

ロープウェイの値段は結構高いので、家族で乗ると出費が大きく大変です。
少しでも割引がないかと調べてみました。
インターネットで旭岳ロープウェイの割引券は、コンビニありそうな情報が出ていたり、検索では「割引、ローソン」「割引 じゃらん」「割引 モンベル」 などと出てきますが、実際は本当に割引があるでしょうか?
行く前に調査したこと、行った時にわかった事を紹介します。
コンビニの割引券
そもそもコンビニ自体が見当たらないほどの田舎で、唯一のコンビニにも割引券は取り扱っていませんでした。
以前には置いていたのかはさだかではありませんが、行く前も実際に行った時にも割引券はありませんでした。
なぜ情報が出てくるのか不思議ですね。
モンベルの割引券
モンベルはアウトドアの専門店で、モンベルクラブの会員になると会員特典があります。
その中に、旭岳ロープウェイの軽食コーナー利用が10%OFFになるという特典がありました。
しかし新規会員料金は1500円(クレジットカード機能付きの会員証を作ると1500円は無料)が必要でした。
実際にはロープウェイ料金の割引ではありませんでした。
YOU’s 旅達PASS
北海道ユースホステル協会が発行しているPASSです。
ここでロープウェイの割引券が発行されていることがわかりました。
トップシーズンの一般の料金は大人往復で3200円ですが、300円引きの2900円で乗ることができます。
即日発行できて、 入会費・年会費は無料ですが、なんとカード発行手数料に1000円がかかることがわかりました。
普段からユースホステルを利用する人はいいですが、カードを作ると赤字になることがわかりました。
旭岳温泉・ホテルのフロントの割引券
旭岳ロープウェイのそばに数件の温泉やホテルがあります。
有名なホテルは、旭岳温泉ホテルベアモンテ、ラビスタ大雪山、湯元湧駒荘、旭岳温泉ホテルディアバレーなどです。
宿泊の際の旭岳ロープウェイ付きの宿泊プランや、フロントでも割引券の配布はありませんでした。
身体障害者割引
身体障害者割引は存在しました。
3200円が半額の1600円になり、身障者第1種は本人と介助者の2名まで、第2種は本人1名分までの割引がありました。
身体障害者手帳は持っている人はごくわずかで、一般の人には使えませんね。
団体割引
20名以上の団体割引がありました。
3200円が300円引きの2900円になりますが、バスツアーで行かない限りは団体割引を使う事は難しいです。
実際の料金
旭岳ロープウェイ ホームページ
http://asahidake.hokkaido.jp/ja/
旭岳ロープウェイの料金と場所を黒岳ロープウェイと比較調査

同じ大雪山連邦でロープウェイがある旭岳と黒岳の料金を比較してみました。
旭岳ロープウェイ
【 旭岳ロープウェイ 】
北海道最高峰の旭岳の山麓駅(標高1100m)から終着駅である姿見駅(標高1600m)を結ぶロープウェイ。約10分間の空中散歩では四季折々の景色が360℃パノラマで味わうことができる。
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— オリオンツアー 名古屋営業所/旅行会社【公式】 (@orion_nagoya) August 25, 2020
旭岳ロープウェイは、標高1,100mにある山麓駅から、標高1,600mの5合目にある姿見駅までを10分間で結んでいます。
姿見の池から2,291mの山頂までは登るにはさらに2時間半ほどかかります。
旭岳ロープウェイは観光に最適なトップシーズンでは大人往復で3200円です。
未就学児は大人1人につき1名無料で、小学生は半額です。
中学生以上は大人料金となり、4人家族の場合は1万以上が軽くかかります。
黒岳ロープウェイ
I’m at 層雲峡駅 – @rinyu_kurodake in 上川町, 北海道 https://t.co/ZdWXqsy6m3 pic.twitter.com/MCjsWQSENu
— KAKEI Toshiyuki (@kakei_jp) September 15, 2019
黒岳ロープウェイは標高670mの層雲峡駅から5合目の標高1,300mの黒岳駅までを7分間で結んでいます。
その後7合目の標高1,520mまでは、歩いて30分ほどですが、リフトで行くこともできます。
7合目から標高1,984mの山頂までは1時間半ほどで登ることができます。
黒岳ロープウェイはシーズンによる値段の差はなく、大人往復2400円で、未就学児は大人1人につき1名無料で、小学生は半額でした。
中学生以上は大人料金となり、4人家族の場合は1万円で間にあい十分おつりがきそうです。
旭岳ロープウェイと比較すると、かなり安いですね。
ただし、黒岳は、ロープウェイからおりる駅は5合目ですが、さらに上の7合目に上がるためのリフトがあります。
ロープウェイとリフトセット券の場合は、大人往復3000円となるので、リフトまで上がると旭岳と料金はあまりかわらなくなります。
冬のスキーシーズンには、スキー客のための1日券なども登場します。
実際の料金
黒岳ロープウェイ ホームページ
https://www.rinyu.co.jp/kurodake/
黒岳ロープウェイの割引券
黒岳ロープウェイはモンベルクラブ会員の場合、団体料金と同じになる割引がありましたが、YOU’s旅達PASSの割引はありませんでした。
身障者割引、団体割引は旭岳ロープウェイと同様に割引があります。
またホテルによっては、ロープウェイ付きの宿泊プランがあるので、宿泊とセットであればお得に乗る事ができます。
近くの大雪森のガーデンとロープウェイのセット割引もあります。
おすすめポイント
小田急レディスクラブ『北海道・能取湖サンゴ草とラビスタ大雪山』に添乗中の新井です。旭川空港から約1時間、大雪山の旭岳山麓へ。ここからロープウェイで標高1600mの姿見駅へ向かい、ネイチャーガイドさんのご案内で姿見池周辺を散策しました。お天気が良く、旭岳の山頂や遠くもよく見えました☀️ pic.twitter.com/s97oikEZ3e
— 小田急トラベル (@odakyutravel_jp) September 18, 2019
旭岳ロープウェイは終点の姿見の駅から、1.7キロメートル、約1時間の散策コースがあります。
途中岩や石でゴツゴツしている場所はありますが、高山植物を見ながらゆっくり散策できる楽しみがあります。
途中にある姿見の池は、透き通っていて、山が映り込みとても美しいです。
黒岳はロープウェイを降りて、リフトで上に上がっても、整った散策コースはないので、降りたところで風景を楽しみます。
旭岳ロープウェイは料金は高いですが、山に来たという満足感や、山登りをした充実感を得ることができます。
観光スポット
神秘な青い池✨ pic.twitter.com/vwXBIbAaEc
— 【厳選】感動する風景集✨ (@Daibataa) October 5, 2021
旭岳に行くと、近くには、白金や天人峡、美瑛などがあり、青い池や白ひけの滝を見たり、足を延ばせば富良野などがありますので、ドライブコースにもおすすめです。
黒岳は層雲峡にあるので、層雲峡の温泉街、流星の滝、銀河の滝、大雪ダム、銀泉台などがドライブコースとしておすすめです。
まとめ

旭岳ロープウェイの割引券はコンビニに存在しないのかを調べました。
結論はインターネットに出ている情報は古いのか、現在はすぐに使えるようなお得な割引券は存在しないことがわかりました。
あと少しで雪が降るので、その前に綺麗な紅葉を見ておきたい方もいると思います。
旭岳と黒岳はどちらもロープウェイがあり、5合目までは行くことができて、綺麗な紅葉を楽しむことができます。
料金的には黒岳の方が少し安く乗ることができますが、散策などの軽い山登りをするのであれば、旭岳の方をおすすめします。
温泉街は小さいですが、ドライブコースも充実しています。
旭岳ロープウェイには割引券はほぼ存在しないため、探しても見つからないこと、料金は黒岳と比べて高めですが、おすすめ度が高いことを紹介しました。
参考にしていただけたら嬉しいです。

